LAB font
SASKELABでは定期的に、今までに見たことのないようなデザインのプロダクトをイベントでリリースしているのですが、この夏はオリジナルフォントでデザインしたTシャツを販売いたしました。
そのオリジナルフォントとは、カラフルな四重線で表現するLABフォントでございます。
とても可愛いく、今後Tシャツだけではなく、他のプロダクトにも応用していきたいのですが、このフォントを一文字一文字を作るのに、なかなかの時間をかけました。
以下は私の苦労自慢話ではなく、製作過程の参考にしていただきたく、書きますので、そうは取らないでくださいね💦
この作り方が正攻法なのか、分からないのですが、
そもそも、イラストレータに登録されている文字をアウトライン化すると、全ての文字の周りを多い囲むような構造になっており、単純にパスのオフセットをすると、文字が太くなっていくだけでした。
ますは、多い囲むような書体ではなく、一本の線で作られているフォントを探しました。
そして、同じアルファベットのAはAでも、高さや横幅、角度などフォントの種類によってさまざまなので、ここの統一も図りました。
また、難しいのは小文字でして、
例えば文字の大きさを統一し1cmなどに設定してしまうと、バランスがとても悪くなります。
中学生の初めてアルファベットを書く練習をした際依頼の、四十線ノートをイラストレータで用意し、そこでバランスを整えました。
例えば、bとdのaの高さは異なります。そしてyやgは下に伸びます。
小文字は単純な大文字よりもとても難しかったです。
ただ結論といて、全ては棒と丸の組み合わせなんだなと終盤で気づきました笑
OとLさえ作っちゃえば、あとはだいたい編集でできました。
何かに挑戦すると新たな気づきがとても多いです。
LABフォントはとても可愛いので、Tシャツ以外の使い方がありましたら、
色々提案いただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します!